2020年7月16日
マスクネとはmask+acneを組み合わせた造語でマスクを長時間着用することに起因する肌荒れのことです。acneはニキビのことですが、マスクネは最近はもっと広く様々な皮膚トラブルを指します。
いつでも起こり得ますが特に夏場はマスクでトラップされた汗や湿気にマスクによる摩擦が加わって様々な皮膚トラブルを引き起こします。暑さと湿気はマスク内の皮膚の乾燥と痒みを引き起こします。湿気があるのに乾燥するとは反対な感じがしますが、唇をなめると乾燥するのと似ていてマスク内の湿気は乾燥を引き起こすことが分かっています。
マスクネの対処方法:
肌を清潔に保つ、保湿をするは基本ですが、マスクネご起こってしまった場合は普段より優しい敏感肌用のケアがおすすめです。さらに保湿剤はセラミドやヒアルロン酸、ジメチコン配合のものが勧められることもあります。
予防:
マスクは毎日変える。昨日のマスクは使わないようにしましょう。
正しいサイズのマスクを使いましょう。
可能であれば4時間に1回15分程度マスクを外しましょう。(もちろんマスクが外せる場所で)
マスクの下のお化粧を控える。
新しい(初めて使う)化粧品を使うのを控える。
もしマスクネかな?と思う症状があればひどくなる前に皮膚科を受診しましょう。佐野医院には皮膚科がなくてすみません
感染予防にはマスクが必須です。すこしでも快適なマスク生活を送りたいですね。
今日はちょっと趣向を変えた投稿でした。